ドクターブログ

乳腺専門医更新しました

先日、乳腺専門医の更新審査がありました。この制度は5年に一度更新のために審査があります。資格取得後の5年の間に専門医として相応しい勉強をし常に専門医としてみなさまに提供できる学術、治療について修得できているかをとわれます。私自身、乳腺の分野に携わったときは、こういった資格に全く興味がありませんでした。実臨床すなわち外来診療、手術、薬物療法について学び少しでも多くの患者さまの診療にあたることが大切なことであり多くの経験を積むことでみなさまに信頼いただける医師になれると思っておりました。ところがある乳がん患者さまとそのご主人の一言が私の考え方を変えました。その方の手術は私と教授の二人で行わせて頂きました。術後、これからの長い外来診療を私の外来か教授の外来か選択していただく際、先生は専門医かと尋ねられました。当時乳腺認定医であった私はその旨を伝え、専門医という資格に興味がないとこたえました。知識と技術というおもいでいましたが、その患者さまのご主人は患者ならびに家族はよく診てくれることは勿論だが、初めて会ったときはどの先生がいいかなんてわからない。時にそういった資格で判断することもありますよとおっしゃられました。当時若かったせいか資格をもつということはきっと自己満足の世界ぐらいにしか考えていなかったと思います。そしてそのご主人は先生が専門医を目指すなら先生の外来に妻を通わせたいとおっしゃられました。翌年、乳腺専門医試験に合格をし現在に至ります。そんなご夫婦も現在もお二人で当院に元気に仲良くいらして頂いております。長い文章にお付き合い頂きすいません。副院長。